2023年12月4日でリステ4thライブから1年が経ちます。
リステ4thの会場は「川口総合文化センター リリア」というところです。
これは埼玉県にあるライブ会場で、リステのナンバリングライブだと3rdのソニックシティに続く2回目の埼玉県でのライブとなります。
リリアホールのキャパ(収容人数)は2,002人です。
そして、リステップの中でも多数のライブシーンの絵が出てきますが、今回の着眼点はこちらです。
「リステップに出てくるライブ絵のモデルは、一体どこの会場なのか?」
というものです。
間違いなく公式はそこまで考えていないとか言わない。
今回、調べるにあたって以下のことを注意します。
・会場は確実にわかるもの。ライブシーンの絵でも取り上げないものもあります。
・日本国内に限る。
・もしかしたら抜けているかもしれません。
というわけで、KiRaReから早速調べてみます。
まず最初。
【Make My Day 本城香澄】
初期のカードです。これはシナリオ内でも「屋外ライブ」と称している通り、ステージも屋外型となっています。
屋外でのライブでも「スタジアム」やらあるので、そういう部類ではないか…と思いますが、そういう部類ではないと予想します。
恐らくこれは「野原」や「原っぱ」の所のライブだと思われます。
その会場で有名なのが「富士急ハイランド コニファーフォレスト」。
アニメ系のライブだとバンドリがよくここでライブをしています。
コニファーフォレストは大型ステージを設置することが可能で、野外ライブと言えばここ、とも言われています。
ここの会場のキャパは変動式で、「約16,000人~20,000人」とされています。
同じく柊かえも同じ会場です。
【ボクら×夢の数】
宣誓センセーションの衣装です。
これは2018年に実装された初期のカードとなっています。
この絵は非常にわかりやすい特徴を持っています。
よく見ると、天井部分に鉄骨があるのが分かります。
ステージを照らす照明となっていますが、それ以外にも、左右端にも鉄骨らしきものが見えます。
この会場に該当するところは、実在します。
「武蔵の森総合スポーツプラザ」というところです。
東京都にある京王の「飛田給駅」を最寄りとし、「東京スタジアム(味の素スタジアム)」の近くにある会場です。
キャパは10,000人。そのため、ライブなどで使われる頻度も高いです。
(ラブライブ関連のライブはよくここで開催されます)
アリーナと言っても多目的アリーナであるため、ライブ以外にもスポーツ関連のイベント(バスケットボールなど)にも使われます。
そして次の絵は一気に2019年12月まで飛びます。
【A Christmas Blessing!!】
アニメも放送された2019年最後のあらそい。
このあらそいはKiRaReのクリスマスライブをモチーフとしたものですが、その会場はなんと「スタジアム」。
何故スタジアムと分かるかというと、夜空が見えているのと、スタジアムによくある屋根が付いているからです。
全国にはいろいろとスタジアムがあり、一体どこのスタジアムなんだ…と非常に悩みました。
その結果、2つのスタジアムに絞ることが出来ました。
2.ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)(大阪府)
両方サッカーの大会が行われたり海外アーティストも来るような大型スタジアムです。
そして、屋根の構造が双方ともに非常に似ています。
一体これはどっちのスタジアムなんだ…と思いましたが、結論づけるものがありました。
それが同じイラストの市杵島瑞葉の絵。
観客席が3段になっています。
1階はアリーナ席でしょうか、少し前に出ています。
2階と3階は階段で繋がっています。
ということは、この3階建てになっているヤンマースタジアムではないか…?と予想します。
ですが、KiRaReは東京のアイドルグループ。わざわざ大阪でライブするか…?と言われると微妙なラインです。
つまりこれは味の素スタジアムだと思われます。
キャパとしては
味の素スタジアム→49,970人
ヤンマースタジアム長居→47,853人
となっており、味の素スタジアムの方が少し大きいです。
大阪府民のぼくとしてはKiRaReは大阪でライブしてほしかった感はあります。
さて、次は2020年9月に登場したカードです。
【KiRaKiRa輝く】
非常にわかりやすい構造をしています。
まず、会場が円形です。円形の会場と言うともうこの地点でだいぶ限られてきます。
基本的に屋内型のアリーナは長方形に出来ることが多いため、それらのアリーナは全て対象外となります。
そして、この真ん中にある円形の液晶。
円形の液晶を設置しているところでかつ、円形の会場は「日本武道館」か「大阪城ホール」の2択になるわけです。
↑日本武道館。
大阪城ホールでは「おかあさんといっしょ スペシャルステージ(ファミリーコンサート)」でこのようなステージ設営を行っており、天井部分に液晶が登場します。
このように、ステージを中心に置き360度どこの席からもステージを見ることが出来る設営は日本武道館では結構行われます。
ということは、ここの会場は「日本武道館」で間違いないでしょう。
ちなみにキャパは
・日本武道館:14,471人
・大阪城ホール:16,000人
となっています。
ですが、日本武道館でライブするのはそう簡単なことではありません。
東京ドームでライブを成功させているアーティストでさえ日本武道館は特殊な場所と言っています。
それは日本武道館は神聖な場所であり、「武道」館だからともいえます。そしてライブ時を含み、いかなる場合も天井にある日の丸の国旗は下げてはならないとされています。
こういう会場ですが、矢沢永吉さんや松田聖子さんなどはここで100回以上コンサートをしています…。
次は一気に2022年。あの絵です。
【KiRaReと輝く未来 式宮舞菜】
「Reboot」のCDのジャケットになっていたりする、2022年~2023年にかけてかなりいろいろなところで登場している絵です。
この絵が出たのは2022年1月です。
さて、ここの会場ですが一見わからないと思ったのですが、どうしても特定したく1時間以上かけて特定しました。
まず、「ドーム」である可能性が非常に高いです。
天井部分にある鉄骨が何段にも重なっています。
さいたまスーパーアリーナ(キャパ:37,000人)でもここまで大規模な骨組み建設はしません。
となれば、相当大きな会場のはずです。
そして、天井から照明が見える(画像左側)ということは屋内。
ドームはドームでも、外の景色が内側から見える「ベルーナドーム(埼玉県)」ではないと予想します。
そしてKiRaReは東京のアイドル…ということは、候補は一つしかありません。
「東京ドーム」です。
アイドルを始めアーティストの最高峰ともいわれるこのドーム。キャパも55,000人とかなりの収容人数を誇ります。
ちなみにステラマリスは"公式”で「ドームツアー」をした、と言っています。
(KiRaKiRa輝く 式宮舞菜より)
野球の時は43,500人とのことですが、ライブなど限界まで広げるときは55,000人だそうです。
KiRaReは以上です。
次に、「オルタンシア」に移ります。
【Make My Day】
リステップの絵では数少ないフロアモニター(床に置かれるスピーカー)の描写がある絵です。
これはまず、観客席が「アリーナ」「1~3階」の2つに分かれているのが特徴です。
一番手前にあるのがアリーナ席、そこから奥にあるのが「1階席」「2階席」「3階席」となっています。
これに該当する会場が「さいたまスーパーアリーナ」。
「1階」「2階」「3階」と分かれています。
似たような形で「横浜アリーナ」もあります。
こちらの可能性もありましたが、横浜アリーナは円形です。
一方こちらは四角形の形をしています。ということは横浜アリーナではないわけです。
ここはさいたまスーパーアリーナで間違いないでしょう。
キャパは37,000人です。
公園でライブしている2人がここまで大型の会場でライブしてるところ…見てみたいですね。
ちなみに同じく「出会えたキセキ」もさいたまスーパーアリーナとされています。
この画像の伊津村紫は「トロッコ」というものに乗っています。実はリステップでは3回しか出た事がないトロッコです。
トロッコとは、ライブの時に乗車するもので、これに乗って会場中を回りながら歌う…などをしている物です。
ちなみにあと2回出たトロッコに乗ってる絵はこれです。
同じく「出会えたキセキ」の伊津村陽花。かなり客席と近いです。
ですが、オルタンシアはさいたまスーパーアリーナでライブしたという経緯を持っています。そのため、ここの会場も恐らくさいたまスーパーアリーナでしょう。
実際さいたまスーパーアリーナでは岡崎体育さんがトロッコに乗っているので、トロッコ自体を動かすことは可能です。
【となりで咲く花】
2017年に登場した昔の絵で、かつリステップでは初めて「ヘッドセット」のマイクと「イヤーモニター」の描写がされた絵でもあります。
何故か相方の伊津村紫はマイクも何も用意されていません。声量が大きくてマイクが破壊されるのでしょうか。
↓
2022年に登場した「Go For Dream!!」まで伊津村紫はヘッドセットのマイクを使いませんでした。
それは置いておいて、こちらの「となりで咲く花」の会場ですが。
これは間違いなく「横浜アリーナ」でしょう。
円形ステージが完全に一致しています。
また、花道というステージ中央の通路みたいなものも設置できるそうです。
↑この伊津村紫の立っている位置が「花道」に該当します。
キャパは17,000人。まあまあ大きめです。
ちなみにこのライブは…
飛び入り参加です。
オルタンシアは様々なところでライブをしているのですが、会場が分かる場所はあまりありませんでした。
ですが、一つは公式で出ている場所があります。
【ortensia 伊津村紫】
これは「鈴村女子中学校内感謝祭イベント」と称しているので、恐らく校内なのでしょうが…いくら私立としても規模デカすぎませんか…というツッコミは無しにしたいと思います。
オルタンシアはここまで。次は「ステラマリス」です。
ステラマリスはプリズムステージで優勝していたりドームライブをしていたりと作中では最強ユニットの一つとして登場しています。
ですが…「ステラマリスだけが出ているシリーズ」で特定できたのは1枚だけです。
それがこちら。
【KiRaRe 岬珊瑚】
2021年のエイプリルフールとして登場したKiRaRe衣装の岬珊瑚。
↑後に宣誓の衣装も着ることになる岬珊瑚。
さて、このKiRaReの岬珊瑚ですが、後ろに円形ステージが見えます。
ということは日本武道館です…。理由は先述した「KiRaKiRa輝く」をご参照ください。
それ以外のステラマリスも絵でも特定できる絵はあると言えばあるのですが、「トロワアンジュ」と合同の絵だったりするので後述します。
それでは、次に「トロワアンジュ」に移ります。
トロワアンジュの衣装モチーフの絵は基本的に教会モチーフの物が多く、神聖なる場所であるところが多いです。
流石に教会は分からないので、それ以外…となると、一つありました。
【orchestRe:】
フランス語で「オーケストラ」のスペルらしいのですが、これを見つけてきたのは本当に天才だと思います。
では、ここは一体どこなのか。
ライブと言うよりかはオペラに近いところですが、実はこれも日本にモデルではないかというところがあります。
それがこちら。
サントリーホールです。
オペラからオーケストラ、またNHK交響楽団も頻繁に来る、海外のオーケストラ団も良く来るまさに日本のオーケストラの聖地。
ここには楽団員の後ろにパイプオルガンと呼ばれる巨大な楽器があります。
そのパイプオルガンはこの絵でも描写されています。
また、画像右側に客席後ろに扉があります。
これもサントリーホールと一致しています。
つまり、この場所はサントリーホールである、と言えます。
この場所のキャパは2,006人(大ホール)です。
では最後、テトラルキアです。
【さあ声を上げて】
この南風野朱莉の絵ですが、画像左側をよく見るとペンライトの影が見えます。
そしてテトラルキアは愛知県のユニットです。
ということは、愛知県でこの規模…となると、この会場となります。
キャパは10,000人。愛知県でアリーナでのライブをするとなれば、この会場か中部国際空港のそばにある愛知県国際展示場(キャパ6,500人)、もしくは名古屋市の金城ふ頭というところにあるポートメッセなごや(キャパ約15,000人)が選ばれます。
しかし、この南風野朱莉の画像を見るに、ステージのすぐ側面にも観客席があるとされます。
↑日本ガイシホールの座席表。ステージの真横にも座席があります。
↑愛知県国際展示場。ステージの真横に客席はないです。
このように、ステージの真横にも座席があるのはガイシホールだけである、と言えるためガイシホールだと予想します。
テトラルキアで分かったのはこれだけです。
それでは、ここからは「ユニット混合」の絵を見ていきます。
まず、2022年8月~2023年1月にかけて登場した「アンコールの中で」の絵。
これは恐らくリステ4th開催記念に作られた全ユニットのドリパとなっていますが、これは実は会場が特定されています。
↑KiRaRe。これだけではわかりませんが…。
「オルタンシア」。一番最初に出たものですが、これでもう既に会場が特定できます。
東京ガーデンシアター(キャパ8,000人)だと思われます。
ここは2020年開業と比較的新しく、また、特定できる理由があります。
それは、天井の鉄骨と照明具合です。
天井の鉄骨具合は武蔵の森アリーナも同じですが、こちらは初期の絵に比べて照明が明るいです。
ということは昔からある建物ではなく、最近できた建物(=最新技術が取り込まれている)と考えられます。
ここでペンライトの様子などが結構細かく見ることが出来ます。
ガーデンシアターみたいに客席が曲がっているか、と言われると微妙なラインですが…。
ですが、ここはラブライブ(虹ヶ咲など)でも使われているライブなので、こういうところでやっていてもおかしくはありません。
(おまけ)
このシリーズの緋村那岐咲さんはリステップ史上最も明確にイヤーモニター(耳にしてるもの)が見える絵だったりします。
次はこちら。
【spring is in the air!】
シナリオの内容からオルタンシアが愛知県に来ている内容です。
そして、お花見ライブということを言っており、公園内でのライブとされています。
となると、愛知県で有名な公園を探します。
愛知県の公園で大きな公園は「鶴舞(つるま)公園」や「愛・地球博記念公園」などがあります。
そして双方ともにライブは出来ると言えば出来るのですが…。
鶴舞公園のステージはこちらです。
イベント事とかで使われそうなところで、家族連れなどにおすすめです。
一方、愛・地球博記念公園の中には「モリコロパーク」というところがあります。
ここはアニソンフェスが開催されたりと、大きなライブを開催出来るところでもあります。
さらに、近くに池もあります。
ジブリパークの近くです…。
勿論ここは花見で有名なところなので、ここでライブしたと考えられます。
次の場所です。
【Tea:PARTYⅡ】
本校組であるステラマリスとトロワアンジュの並んだこの絵。
新茶モチーフのライブ(ただしマイクはない)であり、どの絵にも富士山が見えます。
茶畑が見えるのは置いておいて、富士山が見えるところはどこなのか…となると、一番最初に触れた「富士急ハイランド コニファーフォレスト」ではないか?となってきます。
しかし、コニファーフォレストは富士山が見えません。
となるとどこになるのか…。
「ふもとっぱら」と呼ばれる場所です。
静岡県富士宮市の富士山のふもとにあるキャンプ場で、周りに鉄道がなく車などがないといけない場所です。
ですが、ここはキャンプの利用客が非常に多いところでもあります。
そんなふもとっぱらですが、実はここには更地があります。
その名も「朝霧アリーナ」。アリーナと付いていますが、建物ではなく更地です。
↑朝霧アリーナ。
ここでは「朝霧JAM」という音楽イベントが毎年開催されており、その流れで出来ると考えます。
↑朝霧JAM。キャンプフェスともされています。
これ以外には…
【サンタクロースの贈り物 緋村那岐咲】
スタジアムなのはわかりますが、どこか不明なところです。
もしかしたら野球場かもしれません。
次。
【6th Anniversary 式宮舞菜】
式宮姉妹が対になってステージに立っているというエモエモのエモであるこの絵ですが、後ろの方を見ると四角の緑色の照明が見えます。
これ、横浜アリーナの特徴です。
緑色ではありませんが、天井付近の上部に四角い照明があります。
また、楕円の会場であることからここは横浜アリーナの可能性が高いです。
式宮姉妹は横浜アリーナを満杯に出来るみたいです。
そして「オンゲキ」シリーズ。
「日本武道館」です。
円形の液晶に円形の客席。
そしてオンゲキ側でも…。
「ブドーカン」という単語が登場しています。これは日本武道館のことを指すので、間違いなく武道館でしょう。
次にこちら。
まちカドまぞくコラボの南風野朱莉です。
これは円形の筒みたいな形をしていますが、一体ここはどこなのか…。
一番近い会場は「サンドーム福井」なのですが、福井県…?という感じです。
次に、「ライブ会場が確実にわかる場所」に触れていきます。
確実にわかるというのはどういうことかというと、「そもそもリアルで公演したライブがモデルになっている絵」のことです。
例えば…。
2022年5月、6月に出たこの上記2つの物。
よく見ると「DREAM」の文字が見えますが、これは2021年4月に行われた「Chain of Dream」というリステのワンマンライブのもの。
#リステワンマンライブ KiRaRe公演終了しました❣️会場組の皆様、そして配信組の皆様、ありがとうございました🙏
— Re:ステージ!公式 (@rst_project) 2021年4月17日
明日も3公演もお楽しみに〜🙌 pic.twitter.com/gkE26W3Fle
このように、ステージの後ろに「DREAM」の文字が。
これをモチーフとされているため、会場はこのワンマンライブがあった「立川ステージガーデン」であると言えます。
ちなみに「ifストーリー」になるのですが…。
これも後ろに「DREAM」の文字があるので同じ会場と言えます。
この、実際のライブモチーフの物はもう1つあります。
それがこちら。
「稀星学園 本校文化祭」というコンセプトライブがモチーフとなっています。
下が「阿部里果×髙橋ミナミのDESERT BLACK FLOWER」
となっています。
12月開催4thライブ決定の発表も!「Re:ステージ!稀星学園"本校"文化祭~LIVE STAGE~」ライブレポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
↑本校ライブ当時の写真。上から5枚目が嶺内さんと日岡さんのコラボです。
ちなみにこの本校ライブは「昭島市民会館 KOTORIホール(現:FOSTERホール)」で開催されたものなので、会場もそこと言えます。
さて、これらで以上となります。
リステには日本の様々な会場が使われているということがわかりました。
これからももっと、様々な会場を見てみたいと思いました。